クロスの張替失敗あるある3つ

せっかく壁紙の張替リフォームをしたのに「こんなはずじゃなかった…・・・」と後悔したことがある人は、意外と多いのではないでしょうか?
クロス張替失敗あるある」を3つご紹介します。

スイッチや照明の汚れが目立つようになった…

クロスを新しいものに変えて新築みたいに綺麗になったのはいいけれど…、真新しいクロスとは裏腹にスイッチや照明、ドアの古さが際立つようになった…というのは、よくあることです。
こればかりは、張り替えてみないとわからないですよね。

そうならないようにするための方法は、二通りあります。

一つは、壁紙リフォームをするときは、あまり明るすぎる色のクロスを選ばないという方法です。
輝くような白とかパステルカラーなど明るすぎる色を選んでも、家が古い場合は新しい壁紙だけが浮いてしまいます。
ですから、ちょっとくすんだ色を選んで、家のもともとの色調に合わせるのです。

「そんなの嫌!せっかくリフォームするなら、明るい色にしたい!」というのであれば、スイッチや照明などを壁紙リフォームと一緒に、新しいものに変えてしまいましょう。
そうすれば、壁紙だけが浮いてしまうこともありませんし、いろいろな部分をいっぺんに変えることでトータルリフォームをすることができます。

柄物クロスを多用しすぎてゴチャゴチャになった…

お気に入りの壁紙がたくさんありすぎて一つに選べなくないので全部使ったら、部屋中柄物クロスだらけになってゴチャゴチャして落ち着かない…というのも、よくあるクロス張替失敗あるあるです。
自分の個性を全面に押し出してしまうと、こうなります。
柄物クロスを全面に使うと、部屋が狭く感じられるというデメリットもあります。

柄物クロスを選ぶ際には、「部屋の大きさ」と「クロスの柄の大きさ」のバランスが重要になります。
大きな部屋の全面に小さい柄のクロスを貼るとうるさくなりますし、小さい部屋の全面に大きな柄のクロスを貼れば圧迫感が強くなります。
ですから、大きな部屋には大きな柄、小さな部屋には小さな柄が基本です。

小さな部屋でも、どこか一面だけをアクセント面にして大きな柄のクロスを使うという手法もあります。
全面に柄物クロスを貼るとうるさくなりますが、一面だけにすると全体が引き締まります。

柄物クロスを選ぶ時には、部屋に置く家具や小物なども考慮に入れて、部屋全体のバランスを考えることが重要です。

張替前と代わり映えがしない…

いざ、張り替えるクロスを選ぶという時になって、
「毎日暮らす部屋だし、あまり冒険しない方が…」「飽きの来ない壁紙が一番」と壁紙をあまり大きく変えることができず、張り替えてみたら結局前と一緒…というのも良く聞くクロス張替失敗あるあるです。
せっかく高いお金を払ってクロスの張替をしたのに、家に招いた友人に「ハウスクリーニングした?」なんて言われてしまうと、がっかりしてしまいますよね。

「部屋の印象を変えたいけど、あまり冒険することもできない」という場合には、落ち着いた色の単色使いの地模様の壁紙を選ぶのがおすすめです。
例えば、白いレンガ地の壁紙や淡い単色の細かい花模様などです。
単色のストライプや薄いチェックなどもおすすめです。
派手さはありませんが、しっくりなじんで落ち着いた中にも華やかさを感じさせます。

また、思い切った柄物クロスは、お客様が来るリビングではなく普段誰も来ない寝室の一面や二階のトイレで使う、というやり方もあります。
普段あまり使わずお客様が来ない部屋なら、思い切った冒険がしやすいかもしれません。

以上が、三大クロス張替の失敗あるあるです。
これからクロスの張替をしよう!という方は、参考にしてみてください!