内装の壁に使用するクロスには、大きく分けて4つの種類があります。
その4つは主原料が異なっており、素材に応じた特徴があります。見た目や雰囲気、クロスを張る場所の向き不向き等がありますので、特徴をしっかりと把握したうえで適した内装に使用すれば、より効果的でお手入れなどの手間も最低限で済みます。
メーカーや商品によって値段や性能は異なりますので、予算や希望のバランスを考えてクロスを選びましょう。
どの部屋でも合う!オールラウンダー[ビニールクロス]
クロスの中で最も使われているのがビニールクロスです。
塩化ビニール樹脂などを主原料としたビニールシートに紙を裏打ちして作られます。
他の素材のものと比べても価格が安く、色や模様も非常に多く、耐久性も高く、お手入れも楽と、とても扱いやすいクロスです。
最近では防カビや抗菌、抗アレルゲン、表面強化など様々な機能がプラスされたクロスも増えてきています。
ビニールクロスは基本的に家じゅうどこでも使えます。
表面のビニールで水をはじくため、洗面所やトイレといった湿気の多い場所や汚れやすい場所にも向いています。
ペットの爪などによる傷がつきにくい表面強化機能のついたものはペットを飼っている方にもおすすめです。